正面病

自分の中に癖がある、ってのはきっとこういうことなんだろう。
これが誰もが通る道なのかボクだけなのかはわからないけれども、とにかくボク自身はこの「正面病」という病に侵されているのは間違いない。

で、これ何かと言うと、模写とかしてても気がついたら構図が変わって正面から見ている形になっている、ってこと。
これはどう考えても頭の中の展開図、ないしは設計図が間違っていて、本来真似したい構図のイメージがきちんとできていないってことを表している。
もうちょっとイラスト的に言うと、〝ねじれ〟のイメージがきちんとできてないってことだろうか。
あるいは単にきちんと分解できていないのかもしれない。いわゆる〝エロいポーズ〟〝かっこいいポーズ〟ってのにはきちんと理由があって、その要素をしっかりと頭の中で展開できていないから〝描けるポーズ〟に落ちてしまっているのかも。

いずれにしても、原因はどう考えても単語不足、つまりは練習不足。
そいつは分かっちゃいるんだけど、でも模写ってつまらないんよね……。というか、ひたすらに苦痛。
自分にできないことを身に着けようとしているんだから当たり前なんだけど、ほんとにしんどい。

でもやらんといかん。じゃないと前に進めない。
……はぁ。しんど。