『そしてTS娘は愛される』を投稿したのは2017年の10月。
時期としては『転生勇者の享楽』を書いた直後ということになる。
この頃にはTSっ娘書きたい欲がマックスで、TSっ娘で何か書くというのは至上命題みたいになっていた。
なんだけど、TSっ娘でファンタジーってのは大分やり尽くされてて、おまけに話としても相当長くなるのが目に見えていた。
『癒師なオレと、女神様』みたいな話の概形はできていたけどこれだとあまりにも長過ぎるし二番煎じ感も凄まじいので、んじゃあ現代TS、特についったの短編漫画とかでよくあるシチュで仕上げよう、というコンセプトで話を練っていった感じだ。
あとこれはちょくちょくついったで触れてるけど「挿入れられる、って瞬間がたまらない」みたいなワードを使いたくって、そこから妄想がスタートしていったっていうのもある。
つまりこの話というのは最初にエロシーンありきでスタートして、そのための肉付けとして前半のストーリー部分が進んでいったっていう形だ。
そのストーリーが意外に好評だったのは望外の喜びというか嬉しい誤算で、結果論ではあるけれど、このよもやま話を書いている時点でおそらく唯一ボクの作品でストーリー的な部分がそれなりにちゃんと形になっている正真正銘の「長編」スタイルな作品だとは思う。
(魔族暮らしもストーリーはあるけど、あれはかなり手探りで色々破綻している所もあってなかなか自分からは「ストーリーものです!」とは言い難かったり……)
ちなみに、各キャラクターの名前の由来は長野の地名。
茅野は〝かやの〟とは読まないんだけど、それは凪がTSっ娘という本来とは違う姿っていう事の暗喩のつもり。
(もっとも茅野を〝ちの〟と読む人の方が稀だと思うけど……)
あと、初期設定だと篠ノ井は岡谷っていう名字だったり(下に公開しているプロットにはその名残がある)。
語呂が悪すぎて変えたけど。あと、篠ノ井に限らず容姿設定とかも適当。
プロットは概ね実際の作品と同じだけどところどころが違う。
(とはいえここまでプロットと同じように話が進んだ作品も珍しい)
なんやかんや結構好評でレビューを二件もいただけたりして、刺さる人にはきちんと刺さってくれているらしい。
今後もこういう〝刺さる人には刺さる〟お話を書いていきたいね。