こうして年末に1年の振り返り記事を書くというのは随分久しぶりだ。
記録を見てみたところ、3年ぶり。
去年書いた記憶は確かにないんだけど、その前も書いてなかったというのは少し意外だった。
さて、この記事はタイトル通りボクの1年の振り返りである。
なのでいつも以上に個人的な内容というか備忘録的かつ自分語りな側面が強いので、その辺ご留意いただけたら幸いだ。
CG集作成という悲願の達成
というわけで今年を振り返っていくんだけど、一番大きいのはなんといってもCG集を世に出せたコト。
〝CG集を出す〟ということ自体は、それこそ3年前、2018年の振り返りの時に「2019年にはCG集を出したい！」と言っていて、足かけ3年でようやくその目標を達成したというコトになる。
……長かった。
色んな意味で長かった。
それはイラストのスキルが最低限自分でゴーサインを出せるレベルまで辿り着くのに時間がかかったというのもあるし、それ以上に、会社員という足かせとノベルへのリソース割きが想像以上にボクのメンタルと時間を削っていたというコトでもある。
前者については……まあ、言わずとも何がありそうかは想像つくかなぁ……とは思うのだけど。
それこそ去年の11月辺りから今年の6月くらいまでは特にヤバくて、このブログの2021年更新が1/3(ここはまだ正月休み)から7/3まで存在しないのは要するに病んでたからである。
……うん。病んでた。
今だからハッキリ言えるけど、間違いなく完全に色々とぶっ壊れていた。
そんな中でもどうにか踏ん張って、月一のイラスト投稿だけは死守していた過去のボクへは素直に「よくやったね。がんばったね」と声をかけてあげたい。
……まあ、それを言ったら2020年の自分に対してもそう思うのだけど。
2020年、そして2021年の上半期。
将来的にも暗黒期の一つとして記憶に刻まれるんだろうなぁ……とは思う。
もちろんそれ以上に酷い時もこれから先に待ち受けているんだろうけどね。
人生ってそんなものだし。
あとはちょうど1年前にFantiaでやらかして撤退したわけだけど、それで完全にふっきれたものあって、ノベルから完全に意識を切り離したことでイラストにすごく集中できた。
結局人間は取捨選択を繰り返していくしかないという、当たり前のコトをようやく学べたんだろう。
〝全てをやる〟は不可能だ。
何かをやるためには何かを手放す必要があるといのは本当に世の真理だと思う。
そうしてどうにか3年越しに目標を達成した。
しかも子宮堕としの販売開始日は10/22。
奇しくも『その日暮らしの魔族暮らし』をノクタに投稿し、初めてネット上でHNAK-XRとして活動を開始したその日からぴったり5年でついに活動の軸がDLsiteへ完全シフトしたことになる。
なんというか、感無量だ。
2016年の6月になぜか強烈に「いい加減イラストが描けるようになりたい！」と強く思って勢いでペンタブ購入しつつ、しかもこれまでとは違って三日坊主にならず細々ながらずっと継続し。
同じ頃に見た榛名の夢と、どうしてもやりたくない発表の後押しでノクタデビューして活動を開始し。
勢いというかその場の流れのようなものでTwitterを始めたらありがたいことに知り合いができて。
それからPixiv、Fantiaと経由して、イラストに集中すると決めて――ようやくCG集が出せる所まできた。
こうして振り返ると人生っていうのは地続きなんだと実感する。
そしてだからこそ、ここがスタートラインだっていうのもよく分かる。
ボクはまだ立ち止まらない。
来年はもっともっと、自分が求める最高のCG集や、最高のエロいイラストが描けるように研鑽を積んでいきたい。
足かけ5年の軌跡
せっかく目標というか、もはや夢に近かったコトを達成したんだから、少しその軌跡を振り返ってみてもバチは当たらないだろう。
ということでせこせことまとめてみたのがコレだ↓
こうしてみると、CG集発売というのが目標というよりはもはや夢だったというのが我ながらよく分かる。
というか2019年の目標がCG集発売というのがそもそも無理がないか？ と改めて見れば思わなくもないし、同時に、そこから2年でどうにかここまで来れたんだなぁ……という感慨みたいなものもあったりなかったり。
さて、一番左側のミクさんは、本当に、正真正銘「初めてのお絵かき」に近い。
実際にはもちろん中学校までの授業で絵は描いたことあるし(高校は音楽選択で美術は触れてない)、ミクさんの前にアナログで一枚二枚くらいは模写した記憶があるけど、要はそういうレベルなんだから「初めてのお絵かき」と称して問題ないだろう。
ともあれここからスタートしたのである。
そこからスタートし、途中でノクタデビューなんかも挟みながら気が向いた時にペンを握り、そうして初めてPixivに投稿したのが左から二番目。
ベレスト・サルマータ。
本文に出したかは忘れたけど、確かそんな名前が本名のオリキャラ……もとい、自作の登場キャラ。
〝キャラデザをした〟という意味では初めてのオリ娘であり、そういう意味ではうちの子第一号なのかもしれない。
当時色々と四苦八苦した覚えがあるけど、4年後のアイリステラと比べればさすがに差は歴然というかなんというかだ。
しかもあの時苦労した全部の時間を足し合わせても、アイリステラ・エオステラ・グラーネリカのキャラデザにかかった時間より遥かに長いだろう。
……多分。
実測するとそんなことないかもだけど、体感的にはそうだ。
ともあれそうしてPixivデビューしたものの、当時はノベル全盛期。
ペンを握るのはほどほどにキーボードを叩く時間の方が多かった。
2018年もそう。
そして2019年～2020年もそうだ。
2018年の終わりから2019年の真ん中までは隷柩姫に取りかかっていたし、その後はFantiaを本格的に動かしたコトもあってイラストになかなか時間がかけられなかった。
土台、無理があったのだ。
先にも述べたように時にはちゃんと〝手放す〟コトも必要で、けれどボクはそれが出来ず「両立するんだ……！」と息巻いて限られたリソースを分配してしまっていた。
絵が描きたいのにキーボードを叩くしかないという日々。
そこに乗っかったリアルでの……というより元職場のあれこれ。
肉体的というより精神的に完全キャパオーバーで首が回らなくなったのが2020年の11月で、そこで色々あって、12月からは100%イラストへ注力するという形で覚悟を決めた。
そうして描き上がったのが右から二番目の邪ンヌだ。
Pixivのキャプションに載せた
――さあ、仕切り直しです。
立てますね？ マスター。”
はぐだ子に対するものではなくて、再起するために自分へ向けたものだった。
そこから1年。
2021年にpixivへ投稿したのは35枚。
一ヶ月に3枚弱のペース。
ただ実際にはCG集で+7枚と+12枚なので、計54枚。
一ヶ月換算で4.5枚のペース。
2021年の半分は会社員していたというコトを考えればそれなりに頑張っていた方かと思う。
5年かかってのCG集発売。
うまく〝手放す〟コトのできる人なら恐らくは3年……下手をすれば2年で達成していたかもしれない目標だけど、同時に、その積み重ねがあったから初CG集も二作目もいい結果を残せているのは間違いない。
ノベルでボクを知ってくれたのに、イラストに転向しても応援してくださる方がいる。
もうエロシチュ呟きもないしノベル関連の話題に触れるコトもないのに、それでもTwitterで繋がってくれている人がいる。
それが本当にありがたいし、感謝しかない。
皆様いつもいつも、本当にありがとうございます。
2022年をどうしようか
さて、いい加減振り返りはやめて未来を見よう。
といっても、2022年の目標はあるにはあるけどなかなか言いづらい。
やましいわけじゃなく、それが本当に〝目標〟なのか〝達成課題〟なのかがよく分かっていないからだ。
例えば、2022年達成したいコトの一つに『販売本数1000本』がある。
けどこれ、具体的な数値があるからKPIっぽいし、ボクが今後同人で食べていけるかどうかを見る分水嶺という意味では〝達成課題〟だし、それを実現するためにひと月～ひと月半で一本新作を出す……というのはまさに目標ではなくKPIそのもの。
だから、達成しなければならない課題はあるし、そのために細分化した〝やること〟もあるけど、「目標か？」と問われると違う。
そもそも目標は他者評価が絡むものではなくて、自己完結するものでないと意味がない。
だから……そうだなぁ。
会社員をやらずに生きていける道筋を立てる、が2022年の目標かな。
今はまだ貯金を切り崩しながら生活しているけど、これを早い段階でプラスに転じさせて、来年の今頃には貯金ができるレベルまでには持っていきたい。
そのためにできる努力を惜しまずしよう。
それが2022年の目標。
達成しなければボクはまた会社員だ。
あれほど〝適性がない〟と痛感した世界にはもう二度と戻りたくない。
そうならないように、今を全力で生きていこう。
ではでは。今回はこの辺で。
年の瀬の挨拶はまだです。
31日におシコりハイライト書くからね(笑
皆様よいオナニーライフを……！
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最後までお読みいただきありがとうございます！
エロ同人屋やってますので、よろしければDLsiteやPixiv、
ついった等も見ていただけると嬉しいです……！
また、ついった等のシェアやコメント等あればお気軽にどぞ。
匿名きぼんぬ！ の場合はましまろもありますのでよろしくお願いします……！
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