昔、レトルトさんの『Plague Inc』の実況プレイ動画を見たことがある。
ゲームの内容は単純で、新種のウイルスになって人類を滅亡させよう、というコンセプトのシミュレーションゲームだ。
で、その時に強く印象に残っているのは、当初は爆発的な感染が見られる地域でしか赤点(ゲーム上でのウイルス感染者)が見られなかったのに、飛行機によって遠方に運ばれた瞬間全世界へ一気に拡散してゆくという光景。
恐らく現実世界のパンデミックもこうして起きるのだろうし、よく出来たシミュレーションだなぁ……なんてその時思ったのを覚えている。
さて、このタイミングでこんな話をしたのからにはつまりはそういうことではあるのだけれど、帰ってからニュースを見たら国内でヒトヒト感染があったとかで、まあそりゃそうなるよなぁ……と。
というか、潜伏期間が14日じゃどうしようもない。
水際で防ぐなんて不可能に近いし、かといってごく早いタイミングで空港を封鎖するなんてマネができるはずもないから、数年前に見たあのゲーム画面の光景が恐らく実際に繰り広げられるんだろうなぁ……なんて人ごとのように感じている。
なんでそんなドライかというと、今のところはインフルエンザの方が怖いかなぁ……というのが正直なところで、この後強毒性になったらちょっと洒落にならないんだけど、現段階で必要以上にビクビクするもんでもないかな……と。
むしろ、パンデミックの予行練習とでも思う程度でどっしり構えてるほうが心身共に気楽にいられるんじゃないだろうか。
例えばほら、強毒性の鳥フルとか、フィクションだけどT-ウイルスとかさ。ああいうとんでもないのじゃないだけマシ……と、今の段階ならそう考えておくくらいでもバチはあたらんだろう。
……ちなみに、あのゲームの攻略法は引用すると、
・初めは感染力をとにかく上げる
・症状は全人類が感染するまでは突然変異したら退化
・全人類が感染したら一気に致死率を上げる
だそうで。
突然変異はほんと怖いのでそれだけは……と思うけど、思ったところでどうしようもないし、そもそもそれ以前に健康第一なので、ちゃんと手洗いうがいと共によく寝るようにしよう。
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