随分久しぶりにローリンガールをエンドレスで聞いている。
前にこれをやったのはいつだろう。多分八年くらい前。ボカロ全盛期の頃だ。
ローリンガール。裏表ラバーズ。僕のサイノウ。とおせんぼ。そしてアンハッピーリフレイン。
この辺は本当によく聞いた。特にローリンガールはドハマリして、今日みたいにひたすらずっと聞き続けた。
音ゲー苦手なのに、DIVAでフルコン目指して必死に頑張ったこともあった。
大好きで大好きで、だからこそその作者であるwowakaさんの訃報に、正直向かいきれていない。
唐突だけど、ボクはボカロPで誰が一番好きかと問われたらこの人の名をあげる。
今はもうボカロPは引退していたんだろうし、最近の動向を追えていたわけでもない。
だから、ヒトリエのボーカルという一文だけ見て最初スルーして、昼に話題になっていてようやくそれがwowakaさんだったのだと知った。
今更そのバンドの曲も聞いてみた。一回聞いたら何故か耳に残るメロディ。ローリンガールを初めて聞いた時の衝撃が甦って来て、泣きそうになった。
というか、今も正直泣きそうだ。「もう一回。もう一回」の部分で涙腺が熱くなる。
当時沢山ボカロ曲は聞いたけど、CDを買ったのはこの人だけ。
積極的に追っていた人には笑われるけど、それでもファンだったのは間違いない。
何かの拍子に最近の動向を知ろうと思って、バンドの曲を聞いていたら間違いなく好きになってた。そういう確信がある。
ボクは今、悔しいんだろうか。悲しいんだろうか。
もやもやとしたこの胸の内を表す感情というのがどうにも思いつかない。
強いて言うなら、多分〝喪失感〟とでも言えばいいんだろう。心にぽっかり穴が空いたような、とはなるほどこのことか、という気もする。
今日はミクの声がどこか贈る言葉のような必死さを訴えかけているように聞こえるのはきっと、聞き間違いじゃないんだろう。
素敵な曲を、沢山の思い出を、ありがとうございました。
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