何回か話に出ているけれど、ボクが小学校~高校生くらいの時には個人サイト全盛期で、ネットに何かを表現しにいくというのは非常に敷居が高かった。
というか、小学生くらいまで遡ってしまえば「電子メールに画像添付はやめましょう」とか言われてて、ダイヤルアップでとんでもない額の請求が……とか言われてた時代だ。
なもんだから、小学校から中学校くらいな時代は何か作ったとしても、それをネットにアップするとか夢のまた夢みたいな、そんな時代だった。
さすがに高校くらいになるとブログとかニコニコとか出始めたけど、その辺になるとアウトプットよりはインプットのほうがメインになってて、あんまりモノを作るとかそういうことをしてはいなかった気がする。
いやそれはともかく。
なろうにしろPixivにしろ、素人が作ったものを投稿する敷居っていうのは本当に低くなったなぁ、と。
おまけに投稿したものに対してわずかとは言え反応が返ってくるんだから、それこそ小学校とかの時にこういうものがあったら色々と人生経験が変わっていたかもしれない。
まあ、話に聞く限りなろうは魔界っぽいけど。
Pixivはどうもその辺優しい人が多いみたいで、邪ンヌの顔だけ描いて投稿したクソ下手なイラストでもいいねしてくれた人がいるというのはぶっちゃけ驚きというかなんというか。
こうして反応が返ってくるっていうのを原動力にして次に向かって進むっていうの、小さい時だと凄く励みになるだろうね。
なんせ、ボクは基本的に全否定されてきたのでその辺の芽がしぼんでしまった自覚っていうのがあって。
何か創ってポジティブな反応が返ってきたのはノクタに投稿してからだし、幼少期に最初の一歩のそこで躓いてしまっては伸びるもんも伸びんから、そういう意味でああいう投稿の場があるっていうのは色々と羨ましい部分はあるね。
その結果色々と不都合(誹謗中傷とか、ブクマ至上主義、承認欲求支配、等々)は起きるかもしれないけど、そもそもそんなものベクトルは違えどどんな生き方してたって壁として立ちはだかってくるもんであって、そのデメリットに目を向けるくらいなら得られる恩恵の方をしっかりと見据えたほうがいいだろう。
……まあ、硬い話題はこの辺にして。
いやほんと、まさか反応が返ってくるとは思わなかったんだよなぁ……。
FGO人気は凄いというかなんというか。絶対数が多いからたまたま目につく、っていう機会も多いんだろうね。
ボク自身はさすがにこんなけ生きてて今更反応があったとか無かったとかに振り回される事は無いけど、それは別にして単純に嬉しいもんではある。
最近は小説よりはむしろ絵の練習に時間を充てている事も多いし、模写で学んだことを実際に描いて落とし込んでゆくっていう形で少しずつこっちに軸足を移せるように頑張りたい所。
いやまあ、小説も書きたいんだけどね。
とはいえボク自身の興味は最近完全に絵の方に移りつつあって、キーボードを叩くくらいなら模写したい、みたいなところは正直に言えばある。
あるけど、かといって書かないとスキルってのはどんどん錆びていくのでそうも言ってられないし。
うまいことバランスが取れる落とし所っていうのを探っていかないとダメだね。
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