『100 × 100 × 100 = 1000000』理論

飲み会帰りでなんか自分語りしたい気分なのでつらつらと。

たまーに、座右の銘ってなんだろうなぁ……と考えることがある。
高校生くらいの頃は『即断即決取捨選択』みたいな事を標榜していたというか、中二の延長みたいな感覚で思っていたけれど。
ぼけーっと酔った頭で考えてて、最近の座右の銘はきっとこの理論に基づいたやつだろうな、と。
ボクっぽく言い換えるとこんな感じだろうか↓

今から何かを始めても、超一流どころか一流になるのも難しい。
でも三流にはなれるし、上手く行けば二流にくらいはなれるかもしれない。
そして、例え三流でも三つ集まればその道の一流にはなれるはず。

要は『100 × 100 × 100 = 1000000』の亜種だよね(笑

ボクがこの考え方に初めて出会ったのは多分堀江さんのどっかの本だったと思うんだけど、堀江さん自身別の人から聞いたんだか本で読んだんだかだったらしい。
これの考え方は超単純で、オリンピックで金メダルを取る人の割合は大体百万分の一位で、つまりそれだけ希少価値があればそれで食ってくなり勝負できるでしょう、と。
でも、1/100の物でも三つかけ合わせたら、そんなことしてる人なんて非常に少ないかそもそもいないから十分戦えるでしょう、という考え方。

もちろんこの時の「100」には前提条件として「1/100に食い込めるだけの力がある」か、「他人があんま持ってない」&「なるべく分野がかぶらない」ってのがある。
まあ、この辺の理屈は『100万人に1人の人材』とかで調べてもらえばすぐ分かると思うのでどうでもいい。
第一別にボク自身、100万人に1人の人材を目指してるわけでもない。

閑話休題

『100 × 100 × 100 = 1000000』理論の言う所はともかくとして、ボク自身この考え方は非常に気に入っている。
一番素晴らしいのは、それぞれの所で「一流(その腕一本でどうにか食べていける)」になる必要が無いっていうこと。
よく言われている「一万時間の法則」ってのは「一流になるのに最低限必要な時間」であって、実は「それなりに形になる」ために必要な時間ではない。
つまりここで言う所の〝100〟になるのに一万時間なんていう膨大な時間が必要なわけじゃない。
そう考えるとぐっと気持ちが楽になる。どうにかなるんじゃない? って思えてくる。

大体そもそも実際問題として、何か一本で食っていくというのは仮に正社員であってもこのご時世あまりに現実離れしているし、何より人生楽しくない。
ボクはやっぱり、本業は本業でいいとして、小説も書きたいし絵も描きたいのだ。あわよくば曲や効果音も自分で作って、プログラムも組んでゲームを作ってみたいんだ。MMDもやってみたいし、物理エンジンで色々遊んでもみたいし、動画の加工にだって興味ある。
でも、それぞれの分野で一流になるには時間も才能も、何よりも情熱が足りない。
第一、今からソレを始めても超一流の人には絶対に敵わない。多分一流の人にも敵わない。

けど、三流でもこれだけ組み合わせたらそこそこ価値がある。
そこまで組み合わせなくて仮に二つでも、それなりのクオリティがあるなら十分に勝負ができる。
そして何より、同人であればお金に振り回されること無く自分が楽しんで活動できる。

だからボクは、三流でいいからいろんなことに挑戦したいし、身につけたいし、応用していきたい。
大げさに言うんだったら武井壮さんのインドア版、って所か(笑
あんなにストイックにはなれんけど(´・ω・`)

書いてるうちに酔いも冷めてきたなぁ……。
軽く寝たらまた作業に戻りますか。

備忘録
えろんのかんづめ

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