こんなツイートを見かけた↓
「ヒトデが丸くなった形をしたのがウニ」「ウニが横を向いて長くのびた形をしたのがナマコ」
表現が端的すぎて、すごく納得する気持ちといやいやそんな…という気持ちが交錯する京大白浜水族館の展示 pic.twitter.com/7ZHzUUBswW— ぼのきち (@bono_kichi) August 16, 2021
これを見た時にぱっと思ったのは「なんともトポロジカルな説明よなぁ」だったんだけど、よくよくツイートを見てみると「京大白浜水族館」と書いてあって「ああなるほど」と思った次第だ。
トポロジカル絶縁体って何がトポロジーなんだ?
さてさて、トポロジー、なんて単語を聞くとボクはトポロジカル絶縁体がまず頭に思い浮かぶ。
なんでそんなもんが思い浮かぶのかと問われれば昔よく聞いたからなんだけど、何をもって〝トポロジカル〟な絶縁体なのか? というのはそういえば真面目に考えてみたことがなかった。
理由は単純で、よく聞くってだけで全然専門外だったし、単に勉強不足だったというのもあるしだ。
ともあれトポロジーというのは幾何学的な概念の話で、物理現象に直接当てはまるようなもんではない。
実際、トポロジカル絶縁体と呼ばれているものの図を見てみても何が〝トポロジカル〟なのかはよく分からない。
少なくとも幾何学的な話をしているわけではなさそうだ、というのが分かるくらいだ。
というわけで簡単に調べてみたんだけど、どうやら〝トポロジカル〟なのは波動関数のパリティに対してのコトらしく、偶のパリティを持つ〝通常の絶縁体〟に対し、奇のパリティを持つ絶縁体=トポロジカル絶縁体が触れると、その境界面ではバンドが閉じなきゃいけないから伝導帯が生じるというコトらしい。
んで、偶のパリティを持つ波動関数はどこまでいっても偶のパリティを持つし、奇のパリティを持つ波動関数はどこまでいっても奇のパリティを持つので、同じ〝波動関数〟でもこの二つは根っこの部分で異なっている。
これは概念的にはトポロジカルに波動関数を区別していると言えるので、ここから〝トポロジカル絶縁体〟と呼ばれるようになったんだか名付けたんだかというのが流れのようだ。
(当然だけど、実際には数学的なアプローチをもってちゃんとトポロジーと結びつけている)
……何言ってるか分からないって?
要するに、偶のパリティを持つ波動関数を男、奇のパリティを持つ波動関数を女と見立てた時、その両者が触れている部分でなんかいい感じのコトが起きますよ、的な話である。
ゼロスとフィリアで手を繋いだらその触れている部分では凄まじい魔力の流れができますよ、みたいな解釈でもいい。
(パリティってなんぞ、的な説明は特にしない。気になる人はググってほしい)
(あと、幾何学的な意味でのトポロジーで捉えた時に男女が同じなのか違うのかは知らない。直感的には、性別に依らず人の身体とドーナッツはトポロジカル的に同一だと思うけど……この辺の分野は完全に門外漢なのでマジで何も分からない。知ってる人がいたら教えて欲しい)
ほむ。
こう考えると〝トポロジカル絶縁体〟って、なんだかえっちな事象として捉える事もできそうだ。
特に〝両者が触れている部分でなんかいい感じのコトが起きますよ〟の部分、実際には〝そういう制約があるから仕方なしに生じますよ〟と言う方が正しいので、色んなシチュエーションに転用できそうで妄想が膨らむ。
とりあえずトポロジカルってつけとけばいい説
もう少し概念を広げよう。
創作者的な視点で見るなら別に物理的な、あるいは数学的な制約は何の意味も持たないので、トポロジカル絶縁体の概念は「本質的に混じり合わない二つのモノが触れ合うと、その接触面において、この二つを無理矢理繋げるための何らかの事象が発生する」というくらいに簡略化できる。
というかぶっちゃけ接触面なんて縛りすらもとっぱらって「本質的に混じり合わない二つのモノが触れ合うと何らかの事象が発生する」くらいにしてしまってもいい。
こう考えるとなんともまあロマンのある話だ。
特にえっちな方面とすごく相性がいい。
それこそ、魔族と天使の子供を〝奇跡の子(トポロジカルベイビー)〟なんて適当に名付けるだけでもそれっぽくなるし、古今東西、混じり合わないモノ同士が手を組んだ時のなんかすごい力での逆転劇は人を惹きつける。
で、そういったモノ全てに対して「トポロジカルなんちゃら」とルビ打ちしてやれば、特にSFとか近未来系だとそれっぽく聞こえる設定のできあがりだ。
あるいは〝トポロジカル絶縁体〟の事象そのものから抽出したエッセンス(=AとBを触れ合わせた時にその接触面で何かが起きる)をそのまま利用してやってもいい。
例えば「子宮口とチンポが触れたその場所に凄まじい快楽電流を生じる」とかに転用できそうじゃない?
「マジカルチンポです」なんて適当に表現するよりも「子宮口と鬼頭が触れると凄まじい快楽電流が生じるから雌が勝手に堕ちるチンポです」って言った方がなんとなくの説得力が増す。
この〝なんとなくの説得力〟が意外に重要なのだ。
そういう面で〝相容れない二つのモノが触れた面でなんらかの現象が生じる〟なんていうすごく広い考えに拡張できるトポロジカル絶縁体という概念(ないしは現象なり物質)は素晴らしい。
……うーん、これ以上ヒートアップすると真面目に研究している人に怒られそうだな(汗
この辺にしておこうか。
それでは。
皆様よいオナニーライフを……!
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