純粋な快楽堕ちと悪堕ちに関する覚え書き

蒸留やってる間中暇すぎたので、なんとなく純粋な快楽堕ちと悪堕ちについて考えてたのでそれの覚え書き。

最初に考えてたのはこの二つはどちらかがどちらを内包する必要十分条件かどうかってな所だったんだけど、それはまあ割と考えるまでもなく否なのは間違いなくって。
快楽堕ちしたからと言って悪堕ちするわけではないし(裏切りとかは絡むけど、NTRとかでも成り立つわけで。これは悪側に堕ちるってのとは話がちゃうっしょ、っていう)、かといって悪堕ちしたからと言って快楽堕ちするわけではない。
つまり要素としては別々に独立して存在しているっていうのがまず大前提なんだと。

んで、じゃあこの二つが同時に成り立つ時はどうなんだという事を考えると、快楽堕ちしたから悪堕ちっていう順番はあっても、悪堕ちしたから快楽堕ちするっていうのは通常成立しない。
この場合、快楽堕ちってのは悪堕ちのための手段として位置づけられていて、つまりは洗脳の結果の悪堕ちと言うときの〝洗脳〟に位置する。
純粋に悪堕ちだけを目的にするなら別に快楽を伴っている必要は全く無くて、同時に純粋な快楽堕ちだけを目指すなら別に悪堕ちを伴う必要はない。
まあだからこそ悪堕ちと快楽堕ちの二つは同時に成り立つというか、こいつらは独立変数として機能する(洗脳はこうは行かない。洗脳は洗脳単発では機能しないので言わば従属変数)。

さてはて、それじゃあ純粋な悪堕ち、ないしは快楽堕ちってのはなんぞや? ってことなんだが。
まあ純粋な悪堕ちに関しては『転生勇者の享楽』で追い求めた所ではあって、要するに心を折って支配者側に対する依存と言うか、思想的に寄りかからせればいい。洗脳だろうが快楽を利用しようが構わんのだけど、気持ちよくっておまんこずっとしてたいから○○様に忠誠を誓います……! ってのは本質的に快楽堕ちなので悪堕ちはおまけになるってのに注意を要するというか。さっき言った、快楽堕ちしたから悪堕ちするっていう系列。
もちろんエロけりゃなんでもいいし当然大好物なんだけど、ひとまず定義上は快楽堕ちなわけです。

で、純粋な快楽堕ちってなんなん? っていうのを考えると、さあ、一体なんなんだろうな、と。
というのも、快楽堕ちって要は気持ちよすぎてソレ以外は考えられないからもうどうだっていい……! ってやつなんだけど。
ほんとにソレだけだったら一人に心酔するっておかしくね? みたいな疑問があるんすよ。
むしろぶっ壊れて精神崩壊して、「おちんぽ……おちんぽちょうだい……♡ いっぱい気持ちよくさせてあげるからぁ……♡」ってなるのが快楽堕ちなんじゃねーの? っていう。
まあだから普通は悪堕ちとかNTRとセットになるんだろうなぁ、なんて。

さてそうなってくると、じゃあ純粋な快楽堕ち、自作で言うなら『転生勇者の享楽』の対になる作品ってのは書けるのかっていう個人的な疑問が湧いて出てくる。
で、個人的な結論としてはやっぱりセックスジャンキーだと思うわけですよ。
プライオリティの一位が常にセックスで食事と睡眠は二の次。ただひたすらにヤりまくる、みたいな。
だからまあ、話としてはどっかのマフィアに掴まって薬漬けにされてキメセクでイキまくってシナプスが灼き切れて後はただひたすらに犯されまくる、みたいな感じになるんじゃないかなぁ……。
とにかくおまんこにちんぽが突っ込まれてさえいれば満足、みたいな。ぶっちゃけ悪堕ちよりも救いがない(というか悪堕ちは別にそんなに救いがない終わりでもないと個人的には思っている)。
まあそう考えるとそういう作品はわりかし見かけるので、やっぱこの辺が純粋な快楽堕ちに位置づけられるんじゃなかろうか。
いずれにせよキメセクはいずれやりたいネタから、その時に純粋な快楽堕ちを目指してみるかどうかってところか……。

えっちぃ覚え書き
えろんのかんづめ

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