ソシャゲのキャラに対して寝取られという表現を使うのはどうなんだ？ というのは永遠の命題ではあるんだけど、サレンに関しては割と寝取られという表現が似合うなぁ……とは思う。
みんな大好きママサレン
別にサレンのキャラクター性なんて今更言うまでもないとは思うんだけど、サレンディア救護院のママにして割と優秀な実業家(?)でもある。
……実業家だよね？
アキノとのやりとりとか、父親との関係性とかから考えるとそれ以外に表現しようがないとは思うけど、別に明言されていた訳ではないから推測の域を出ない。
まあ、あの世界の成り立ち的に父親とかは本当の両親ではないだろうし、ユニちゃんパイセンのリアルが秀才であって天才ではないコトを鑑みるに、プレイヤー補正が相当に入っての〝実業家〟なんだろうなとは思う。
んでしかも、現実世界では幼馴染なんだろうけど、あの世界ではそういう関係性でもないので〝幼馴染キャラ〟というよりはもう本当に〝ママ〟という立ち位置だ。
本人は割と気にしてるみたいだけど(ぇ
ただ、サレンの茶目っ気というか年相応っぽく見える場所なんてせいぜいそれくらいで、それ以外では作中でも屈指の真面目キャラ。
対になってるアキノが(基本的にぶっ飛んでるのが前提のプリコネキャラの中においてなお)ぶっ飛んでいるので相対的に真面目に見える……なんてレベルではなく、比肩する相手いるっけ？ というくらいに真面目というかしっかり者。
――と、なれば。
ボクみたいな悪いおじさん的にはやっぱりえっちな目に遭わせてあげたい訳である。
サレンと悪堕ちは相性悪い
というわけで本題。
サレンに似合うエロはなんなのか？ を考えていこう。
最初に言っておくと、騎士くんとラブラブえっちする、っていうのはナシである。
プリコネというゲームは(というかキャラゲーに分類されるゲームは)基本的に主人公とのらぶらぶエッチは似合うようにデザインされているので、それが似合うキャラクターを考える、ってのは意味が分からない。
そんなもんは似合うに決まっているのである。
話を戻そう。
サレンは真面目系のキャラなんだからスケベな格好とか言動が似合うのはそうなんだけど、じゃあ悪堕ちか？ というとそれはなんか微妙だ。
悪堕ちさせてもあんまりうま味がないというか、サレンが悪堕ちした結果エロくなるん？ という問いを投げかけた時に疑問符がつく。
というのも、例えばペコリーヌだと悪堕ちが似合うんだけど、これはペコリーヌ自身が「王女として」という立場を割と意識していたりとか、ランドソルの人々が大好きだったりとか、人々を漠然と「守るべきもの」として捉えているとか、真っ直ぐに〝正しいコト〟を成し遂げようとしているとか、そういうキャラクター付けがされているから。
だけどサレンの場合はやり手の実業家なので、そういう視点で見れば清濁併せ持っているだろうし、「漠然とした〝誰か〟を救う」か「サレンディア救護院の面々を救う」かという問いを投げかけられた時には迷わずサレンディア救護院を選ぶだろうという〝ママとしての強さ〟もある。
となると悪堕ちだと限定的過ぎてあんまり広がらない。
もっと端的に言えば、サレンというキャラクターを反転させたとしても悪にはならない。
元々清濁併せ持っているから良くも悪くもドライな面がある。
この〝ドライな面〟というのは悪堕ちとはほとほと相性が悪いので、なおさらやっぱり似合わんのである。
……アヤネちゃんとかスズメをえっちの虜にするサレンちゃんというのはえっちぃと思うけどね。
ただそれは悪堕ちというよりは淫魔化のノリだ。
もしもサレンが悪堕ちするなら、ご主人様に捧げるのはもっと端的にご主人様の役に立つ人物――それこそペコリーヌとかネネカとか――であってサレンディア救護院の面々は(ご主人様が望まない限り)選択肢に入ってこないと思う。
つまり、孤児院で娼館でもやるという意向みたいな何らかの特殊な事情がない限り、サレンほど頭の切れる人間があえて救護院の面々を堕とすとは考えにくい。
一方で、淫魔化ならむしろ真っ先に救護院の面々を候補に入れてくるだろうな、とは思う。
大好きな人達だからこそ、メスであるが故に味わえる悦びを教えてあげたいハズなので。
淫魔化だとご主人様がいなくても成立するっちゃ成立するし。
行動原理が〝ご主人様のために何かする〟ではなく〝エッチなコトをする〟になるから、その辺に齟齬も出ない。
……うん、淫魔化はアリだな。
淫乱化でもいい。
自分の意思で孤児院を娼館に変えるようなシチュだといい感じにエロい気がする。
サレンと寝取られは最高に相性がいい
とはいえ、ボクが個人的に思うサレンにベストなシチュは最初に書いた通り寝取られだ。
ボク自身はソシャゲキャラに対して〝寝取られ〟という表現を使うのは非常にもにょるというか、ぬーん……？ という気持ちになってしまうのだけど、サレンに関して言うのであればその主義をねじ曲げてでも〝寝取られ〟と表現するのがいいだろうな、とすら思っている。
理由の一つは幼馴染属性を持っているから。
この幼馴染属性、エロ界隈では圧倒的に寝取られと親和性が高い。
幼馴染＝寝取られと解釈してもいいくらいに、ほぼほぼこのシチュしかない。
もちろん幼馴染とひたすら甘々えっちをする作品はあるにはあるが、絶対数が圧倒的に少ないのである。
つまり、エロに長く関われば関わるほど〝幼馴染＝寝取られ〟という図式は頭の中にインプットされていて、だからこそ、幼馴染属性を持つサレンは頭一つか二つ以上飛び抜けて〝寝取られ〟が似合ってしまうのだ。
それこそ「ソシャゲキャラで寝取られってどうなんだ……？」という疑問をかき消してしまうほどに強力なミームがそこにはある。
そしてもう一つは、サレンが名うての実業家であり名家であるため、政治的なやりとりが似合ってしまうという点である。
どういうコトかというと、権力に取り入ったり利用したり、あるいは利用されたり騙されたりというシチュエーションが自然に提供できてしまう。
サレンの方から自らの身体を売りに行くというコトはさすがにないだろうけど、騙されてスケベおじさんの餌食になってしまうコトは十分にありうる。
そうすると、いわゆる肉体関係からメスを堕とすという、寝取られとか快楽堕ちとかの文脈でよく使われるシチュエーションが完成してしまうのだ。
これが例えばアキノなら、ヤられてもそれをいっそオープンにして「だから何か？」とか言ってのけそうだけど、サレンは「心配かけたくないから……」と抱え込むタイプだろう。
この手の堕ちモノにはうってつけの性格だ。
しかもサレン自身は戦場に出てあーだこーだするというタイプではないため、モンスターや野盗に襲われて……みたいなシチュより権力系エロの方が親和性が高いというのも見逃せない。
そこに来ての〝幼馴染属性〟。
もはや役満だ。
考えれば考えるだけサレンにぴったり合うのは〝権力者による寝取られ〟になる。
むしろそのために生まれてきたキャラクターだと言っても過言ではない。
サレンちゃんにはこれからも沢山おじさまチンポを咥え込んで気持ちよくなってもらおう。
とまあこんなことを考えながら描いてたのがこの前のサレンちゃんである。
ただ当然だけどこの辺は個人の自由。
人それぞれ、思うままにサレンを〝幸せ〟にしてあげよう。
ではでは、今回はこの辺で。
皆様よいオナニーライフを……！
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