ごにょごにょ考える前にまず動くということ

基本的に心配性のボクはごにょごにょと考えて結局動かないということが多い。
できない理由をいくつも並べ立てるというよりは、あれはあーだしなー、こーだしなー、ああやったほうがいいよなー……みたいなことを考えている内に時間が過ぎて結局動かない、みたいな感じだ。
でもまあこれ、あんまり……というかまったくもって良くはないよね。
それだったらまだ動いてから後悔するほうが有意義っちゃ有意義ではある。

そう分かってはいるんだけど、それでも考えちゃうんだよな……。
特に何か新しいコトに挑戦する時なんかは顕著で、無駄に色々考えて足が竦んでしまったり、一歩踏み出したはいいものの〝正しい〟姿を意識しすぎてぎこちなくなってたりする。
本当は、そういう小難しいこと考える前にまず飛び込んでみるのがいいのにそれをしない。

損してるよなー、とは思う。
思うけど同時に、それとうまい具合に折り合いをつけていくっていうのもまた人生なのかもしれない、とも思う。
なんでもかんでも飛び込み続けるという人生は憧れるけど、きっとボクには向いていない。
どこかでふっと、まるで俯瞰するかのように遠い視点で自分を眺める時がある。
ほんとにそれを選択して大丈夫? っていう不安が押し寄せる時がある。
そういう不安を感じるタイプの人間は、多分、きっと、リスクを好んで選択してゆくという生き方はできない。

だから、できないなりに人生を楽しむ方策を見つけなきゃいけないんだろう。
飛び込み続けるだけが〝面白い〟生き方じゃないんだって、そう胸を張れるように。

エッセイ的ひとり言備忘録
えろんのかんづめ

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