魔族暮らしよもやま話

この作品は処女作ということもあってすごく思い入れも深いしエピソードもたくさんある。
この辺はおいおい追加していければいいとは思うけど、この作品、恐ろしいことにヒューリー編より手前のプロットという物は存在しない(汗
自分でもびっくりだけど書いた記憶もないので普通に頭の中の話をそのまま展開していってる、ってことになる。

まあ、完結時の活報でも書いたけどそもそもヒューリー編で終わらす予定だったしね。
もっと遡れば、最初の時点でブクマがついてなければ普通に消してた可能性だってある。
あの時ブクマがついちゃったから引くに引けなくなり、今の自分があるっていう感じだ。だからそういう意味で、あの最初の半日に見つけて読んでくれてブクマ入れてくれた人には感謝してもしきれない。

さて、初期プロットは文字では存在しないけど、ボクの頭の中にはある。
一番最初のスタートがどこか? と言うと、実はセレンとイリムの姉妹だ。正確に言うとそのシチュ。
マッドサイエンティストが村娘ひっ捕まえて機械化する……っていうシチュはずーっと、それこそ原型は小学生くらいから頭の中にあった話で、どうせやるんだったらここは書こう! と決めてた。
(セレンとイリムの名前はまだ決まってない)

問題はその後だ。
その後どういう順番で登場キャラを考えていったのかは覚えていないんだけど、少なくとも初期組なのはエリシャとルル、それとヒューリーの三人。
理由は、この三人の名前(とレテとクェス)は響きで決めているから。それ以外は全員名前に由来がある。
この機に暴露すると、

セレン、イリム→元素名(セレンとイリジウム)
レスト(ベレスト)→エベレストから。
マルタ→サガルマータ(エベレストの別名)から。一人で二人、の暗喩のつもり。本名の『べレスト・サルマータ』もまんまそこ。
イヴリス・ジュラ→ウイスキーの名前。ラガヴーリンとアイルオブジュラから。
(他のエルフもウイスキー。リベット→グレンリベット、リカータ→タリスカー)
レーニア・ウント・ウクハランバ→山の名前。ウント・レーニアとウクハランバ山脈。
(ベイリーとシャスタも同じ。ウクハランバ山脈の一個だった気がする。違ったかも)
リンデキュール・インヘリアル・ヴァルヘイラ→ジークリンデ。その他は北欧神話。
クラウソラス→そのまま。
(実は天使の名前は全部神話とかの武器で、クラウの直属の上司はカリバーンだったりする)

という感じ。
まあ、厳密にはエリシャも戦乙女ヴァルキリー(アニメ)のキャラから、その響きがすげー印象に残ってて取ってるんだけど。
あと、ルルも響きだったので最後の〝ルルイエ〟は後付けだったりする(最悪

まあなんにせよ、そんな感じで大まかにストーリーとキャラクター設定が固まったのはヒューリー編に入った頃。
ようやくこの辺でプロットと呼べるものが書かれ始めて、それはここで公開している通りだ。
ティルナ編(レスト編)書いてる時に「あ、これじゃいくら書いても終わらない」と気づいてだいぶ巻きながらヒューリーとレストの関係を詰めていったのが懐かしい。

そういえばヒューリーは当初普通にレテと恋させる感じで堕とす予定だった。
最終的にレテはエリシャを特別視しているので「ありえねー」となってボツになったんだけど、そのせいで最後までヒューリーをどう堕とすか決まらず『第十八話:ヒューリー・レングス(I)』の冒頭を「うあー、どうしよう……!?」と書こうとしている中で唐突に「そうだ記憶を失わせて大切なものを思い出させる形にしよう!」と思いついたのもいい思い出だ。
っていうかその時に「ちゃんとプロットは組まなきゃダメだ」って学んだ。堕とし方が曖昧なまま進んじゃダメだわ、って(´・ω・`)

そういう、いろんなエピソードがある本作。
なんのかんの言いつつ、この作品のおかげで色々成長できたと思う。
機会があればそのうちいろんな事をここに書いていきたい。

えろんのかんづめ