主人公 茅野凪(高2)
TS娘。中学二年の終わり位に唐突に女の子の身体になる。その当時は色々と混乱して不登校にもなりかけたが、彰のバックアップの元にどうにかこうにか乗り切り、県内で三番目、ついでに割と遠い高校を敢えて選んで進学する。
初期設定だと物語開始時点で彰への好意を自覚してたが、それだとTSっ娘らしい葛藤がなくて微妙だったのでボツ。
ミディアムヘアくらいで、良くも悪くも普通の女子高生っぽい格好。ブレザー。私服のセンスはまったくなく、制服以外で外に出るのはあまり好きではない(なるべく中性的な格好を選んではいるが、要するに女の子らしい格好をするのに未だに抵抗がある)。メガネはしていない(コンタクト)。家だと男物のロンTにスウェット、みたいなだらしない格好をしている。胸は可もなく不可もなくの大きさ(パイズリは厳しい位の微妙な塩梅)だが、ブラジャーは必須。
友人A 高遠彰
凪の友人。突如女の子になってしまった凪に一目惚れしたのがきっかけで、けれどその思いは「(凪は女の子の姿なので)自分はともかく、凪からすれば正真正銘『男に告白されてしまう』という状況になってしまってよくない」という信念の元に必死に隠し通してきた。凪が遠く離れた高校に通うと知って、恋する乙女のような理由で彼と同じ高校に通うために猛勉強する(凪は地頭がいいので、彼にとってはそれほど難しい高校ではなかった)。
自分の恋心を懸命に隠しながら凪と接しているため、二人は普通に親友の間柄を今でも続けているし、彰自身はこれでいいと半ば諦めているような状態。
身長はそれなり(175くらい?)で、ゲーマーのクセに視力はいいというふざけ具合。ひょろっとしているわけではないが、かと言って別に筋肉質というわけでもない。普通の高校生な格好。髪は短め(スポーツ刈りよりは長い)で割と精悍な顔立ち。
友人B 岡谷美帆
凪の友人B(女)。凪や彰とは高校に入ってから出会い、彰にほんのりと恋心を抱いている。が、彰と凪がどう考えてもカップルのそれなので、自分の立ち入るスキはないと諦めている。
元々彼らの関係性に憧れてるというか、できれば彰と付き合ってみたいと思っていたがそれも叶わず一年以上が過ぎ、凪が未だに「彰はただの友人」と言い張るので一念発起。関係性が崩れる事は百も承知で彰に告白し、彰も断りきれずに了承する(後に凪は、関係性が崩れることを恐れ続けて行動できなかった自分たちとは違って、やっぱり女の子は強い、という感想を抱いている)。
髪の毛はそれなりに短いが、ショートと言い張るにはちょっと長い、くらい。肩に届くか届かないか位の量。割と快活な性格で、吹奏楽部。胸はそれなり。
文字数はあんま考えてなけど、多分五万字くらいなのでは?
凪の一人称で、最初は梅雨入り前位にしとこうか。
最初は凪がひたすら現状を説明しながら彰と美帆との関係を明示していく感じ。彰と凪は帰宅部(家が遠いので部活は入りにくい)で、ゲーセンで遊んでいる事もしばしば。
ある程度三人の関係性と凪の現状を描写し終わったら、美帆の告白イベント。ここまでに凪が美帆に対して「彰はただの友人」だと言い張るシーンを書いておく。高校では凪は元男であるという情報は秘匿されている(一応教員は書類上知っているが、誰も信じていない)ので彼らは傍目には無茶苦茶仲のいいカップルに見えるのだが、彰も凪も「あいつはただの友人」だとして通している。ただし美帆を含め数人は凪が元男である事を知っている(が、彼が男であった当時を知らない為に”そういうものだ”として自然に受け入れている。所謂世界の矯正力)。この煮え切らない関係について美帆はそれでいいんだと我慢し続けていたが、いい加減煮え切らないのが我慢できずに「伝えずに後悔するくらいなら伝える」という強さの元に彰に告白、彰は一瞬断ろうとするが「凪とは友人である以上断るのも変だ」という事で了承することになる。
それを知った凪は困惑。学校では二人で下校するように促して自分は一人で帰り、帰宅してからも「明日から登校は別々に」みたいな事を自分から送ったもののベッドに突っ伏したまま動けなくなってしまう。妹が帰宅(彼女は中学生で運動部)してご飯と呼びに来るが返事もせず、部屋に入ってきた彼女に「また制服のままそんなことして! オカーサンに怒られるよ!」「……彰が付き合うことになったらしい」「へぇ。いいじゃん。あの人いい人だから、オネエにはもったいないもんね」「そもそもオレは男だっつってんの」「ふーん。……で、制服のままご飯の返事もせずになにやってんの?」「いや……なんかこう、ぽっかり穴が空いたみたいになっちゃって……」「彰さんの事考えてると切なくなる感じ?」「切なくっていうか……いや、うん、そうかもしんない」「オネエ、あんたバカでしょ」「あん?」「それね――恋してた、って言うんだよ」「――っ!?」みたいなやり取りで彰のことがスキだったんだ、というのを自覚する。「花梨、凪はー?」「失恋ちゅー」
考えれば考えるほど彰のことが恋しくなってしまうことをとうとう自覚し、自分は女として彼のことが愛しくてたまらないんだとようやくわかった段階で、でももう手の届かない所にいることを嘆いてひたすら泣き続ける。
それから一ヶ月ほど、魂の抜けたように生活。昼飯も一人で食べるようになり、周囲からも「高遠と茅野別れたんだって!」みたいな声が聞こえるようになる。それに対して「もともと付き合ってねーってば」と反論するも、その度にズキズキ心が痛む感じ。彰がいないのでしばらく家に直帰していたが、下校直前に彰と美帆がデートに行く事を知ってなんだか虚しくなり、久しぶりに行きつけのゲーセンへ。そこでも「あれ? 一人?」なんて言われたりして、いかに自分が彰と共にいることを自然に受け入れていたのかという事を自覚する。
8時になって追い出されたのでとぼとぼ帰っている(自転車を押している)と、家の方から彰がやってくる。そこで美帆に振られたこと(この一ヶ月の間彰が無理をし、かつデートをしてもどこかで凪を追っている事に彼女は気づいていた。で、「凪に告白して振られてこい。そうしたら今度こそ私の彼氏になってもらう」という言葉を貰う(美帆自身は、凪は必ずOKすると分かっていたので、むしろ自分から彰に決別の言葉を投げたに等しい))を伝え、凪に告白。凪は一瞬戸惑うが、それでも自分の思いにはいい加減気づいていたのでOKをする。で、そのまま彰の家で初夜(彰の父親は単身赴任で、母親は看護師なのでちょくちょく夜勤がある)。「思ったんだけど」「何を?」「付き合って数十分でこれっておかしくね?」「なに言ってんだよ」「あん?」「オレたちもう、二年以上付き合ってるようなもんだろうが」「……それもそうか」
後は翌日「うまく歩けん……」みたいな定番と、美帆との和解というか、わだかまりの解消というかをしておしまい。後はおまけで、一ヶ月後くらいの二人のいちゃらぶセックスシーンでお茶を濁す感じ(TSっ娘は感じやすいので、一ヶ月くらいでさっくり開発済み。夏の終わりなので、日焼け云々も完備)。