某所である作家さんの女の子が〝エッチシーンになると全員同じになる〟と言われていて、これはまあ読み手的な視点で言うとその作家さんに限らず全員そうだと同意できると同時に、書き手としては〝そうなっちゃうんだよ……〟と思ってしまう案件である。
というか正直な話そこら辺はボクも今現在進行系で悩んでいるところで、ただ正直えっちぃシーンに関してはそれでいいのかな、と思ってもいる。
というのも、物語として多様な人物像を創造するっていうのは非常に大事でそのスキルは身につけていかなければならないと思ってるんだけど(これは今色々模索しながら探ってる)、えっちぃシーンってのは性癖モロ出しの所であって、ここに〝多様性を〟とか考えていじってみるとまあエロくないわけだ。
いや、誰か他人にとってはエロいのかもしれんけど、少なくとも自分にとってはエロくない。
というかボクの場合〝堕っこった後にうっとりとしながら肉棒にご奉仕する女の子〟ってのが性癖ドンピシャリで、結局そこを書いたらそりゃ程度の差はあれ全員おんなじになってしまうんよね。
これはまあ、その作家の味というか、エロ文字書きの魂の籠もっている部分だから似てしまうのはもうどうしようもないところなんじゃないかなぁ、と。
多分絵で言ったら〝パンツの食い込みに命かけてる〟とか〝女の子の質感に超こだわってる〟とか、そういう類のものだと思う。
まあだからここはもう宿命だと割り切ってしまって、書きたいようにえっちぃシーンを書けばいいんでないかなぁ、というのがボクの所感。
とは言え物語中の全員おんなじ感じになるのは頂けないので、そのへんはやっぱり頑張って多様性みたいのを作り上げていかなきゃいけない。しんどい、というか油断するとすぐ似たような感じになっちゃうので辛いんだけど……。
まあ、がんばりますか。
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