ボクは完璧主義者ではない、と信じているけど、やっぱりそうなのかもしれない

完璧主義者は先に進めないしストレスも溜まる、みたいな話は割合によく聞く。
これ自体は別に今ここで論ずるつもりはないし、個人的な感想としては事実だと思う。
どこかで割り切って形にしないと先に進めないってのは嫌ってほど経験してきた。

で、問題なのは自分が完璧主義者なのかどうなのか、って部分。
ボクはとりあえず自分ではそうだと思っていないんだけど、その気は無いこともないかなぁ? くらいな感じに捉えている。
少なくとも、完全にしなきゃ進めない、みたいなことはないし、別に完全じゃなくても気にならない、と思っている。

思っているんだけど。

案外そうでもないのかもしれない、なんて最近ちくちくと気になり始めている。
というのも「お前は理想が高すぎる」とか「負けず嫌い」とか「もっと他人を頼れ」とか言われることが随分と多くなった。
ただボク自身は別に〝理想が高い〟とも〝負けず嫌い〟とも〝他人に頼ってない〟とも思っていない。
別に負けたって気にならんし、普通に他人に頼っているし、理想だって別に高くはない。と、思っている。

ただ、前者二つはともかく、〝理想が高い〟というのはもしかしたらそうなのかもしれない。
どうしても、他人の期待というか、失望を買うのが恐くて、求めているラインみたいのを勝手に引き上げているきらいはある。
んで、そのラインに到達していない自分に失望するというか、こんなんじゃだめだ、って先に進めなくなるというか。
背負ってないものまで勝手に背負って自滅するパターン。もっと気楽に生きればいいのにそれができない感じ。

こればっかりはまあ、ボクの弱点なんだろうなぁ……。
そうなんだってことを受け入れて少し気長に構えないとダメというか、割り切ってなんでもいいかから手を動かさないとダメなんだと思う。
不貞腐れてたって、自分に失望していたって前には進まないといけないしね。
実際問題、恥をかきながらでも前進するしか無いってのはいい加減身に沁みている。

というかそういう意味では、他人に頼っていないというのもそうなのかもしれない。
基本的に他人は信用せずに一人でなんでもこなそうとしてしまうし。
実際、この前高校時代の知り合いに「一人では抱えきれなくなっちゃったんだよねぇ」とか言ったら「やっとそれに気づいたか」とか言われてしまったし。
というか別に当時は一人で抱え込むも何も別になんも背負ってなかったとは思うのだが、でも向こうがそう感じてたってことはそうなんだろう。
ということは今「もっと他人を頼れ」と言われるのは客観的に見てそれができてないってことなんだろうな。

まあ、なんにせよ。
〝完璧主義者〟ではないと胸は張れるけれど〝完璧主義者予備軍〟とか〝完璧主義症候群〟とか言われると否定はできないんじゃないかってのには薄々気がついている。
だからまあ、ごちゃごちゃ考えずに手を動かそう。
明日は明日の風が吹く、ってね。

備忘録
えろんのかんづめ

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