補助線っていまいち使いみちがわかんねーってな感じでいたんだけど。
なんとなくその意味がわかってきた気がする。
要はあれ、立体把握のための一つのツールなのね。
頭の中にある立体をイメージして……とか言われるのはまあ分かるし、ボクは立体把握そのものに対してはソコまで苦手意識は無いというか、まあ理系だし最低限の部分くらいはできてる部類なんだろうなぁと思っていたんだけど。
問題はそれをアウトプットする力はまったくないし、何より実際に絵に落とし込んだ時に位置関係がズレてる。
これがズレると一発で”おかしい”と気づくので何度も描き直すんだけど、中々うまくいかない。
んで、ここをピンポイントでどうにかするためのものが補助線なんやなぁ、と。
描き慣れた人とか天才肌の人はここを感覚でこなしてしまうんだろうけど、ボクには当然そのどちらも無いので補助線の力に頼るのが多分ベスト。
っていうかよく考えたら、そりゃあおっぱいの下限上限、目の位置、そして何より服を着せる時の胴体とか手足の膨らみ。
この辺はざっくり薄くなり色違いなりで線を引いておいて、そこに乗っけるイメージで描く、と。
んなもん当たり前やんけ、なんて上手い人には言われそうだけど、超初心者はその辺を自分の実感として身体に叩き込んでいかないとダメなんすよ。
じゃないと自分が成長できたのかどうかがわかんなくなって潰れてしまう。
ただでさえ絶望的な差を感じてうなだれちゃうんだから。一歩進んだことはこうして記録してでも確認しておかねば。
ともかく。
補助線を引けるか引けないかは立体把握の問題。
引いた後は技量の問題、といったところが今の所の結論かな。
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