なぜ絵が描けるようにようになりたいのか? をこの辺で整理しておきたい

今年の目標はpixivに軸足を移すこと、みたいな事は新年辺りに書いた気がするんだけど。

そもそも論にして、なぜ絵を描けるようになりたいのか? という部分はまあ、はっきりさせておこうか、みたいなそんな事をふと思い立つ。
いやなんせ、ボク自身はそもそも絵が描けない人間なので、三十も見えてきたこの段階でそのスキルを習得しようと思えば絶望感みたいのに飲み込まれるわけです。
2月あたりにそんな事をつらつら書いた気がするけど、ほんと、高すぎる壁で正直しんどい部分もある。
ただそれでも、絵が描けるようになりたいという気持ちはあるわけですよ。
んで、なんでか? って話なんだけど。
一応究極的な目標としてはCG集みたいのを出してそれでお小遣い稼ぎができたら……みたいのはあるわけだけど、ボク自身はそもそもお金稼ぎみたいのはほとんど興味がない。
ぶっちゃけ、それをモチベーションにして頑張るくらいだったら小説で小遣い稼ぎする方法を考えるほうがよっぽど可能性が高いわけで、つまりそんなこと(小遣い稼ぎ)は究極的な目標ではあっても別に目的ではない。
で、じゃあ「絵を描けるようになりたい」目的はなんですか? というと。
スナップショットがしたいのと、〝ツールとして〟小説を書くというスタンスを取りたいからという二点に絞られる。
いや、本質的には一点か。
つまりは〝絵でしか表現できないエロ〟を描きたいが為に絵を描けるようになりたいと思っている。
というのも、小説というのは〝物語〟が前提なので、あるワンシーンを取り出すというのは非常に苦手というか、向いてないのよね。
小説でしか表現できないエロというのがあるというのは分かっていて、ボク自身それを模索したり少し掴めてきたりしながら日々を過ごしてるんだけど、それと同時に絵でしか表現できないエロというのもある。
そこまで行かずとも、〝それをやるんだったら絵の方がいいよね?〟というエロがたくさんある。
つまりこういう時、自分の頭の中にある〝エロい〟シーンを形にするのにはどう考えても絵が適しているのに、それを小説で表さなければならない、という事態が発生する。
なぜか?
それは凄く単純で、ボク自身が絵を描けないから。
もし描けるんだったら、迷わず絵でそのエロを表現している。
逆に言えば、そういうエロを表現したい時、〝絵を描けないから次善策として文字で我慢する〟という、なんとも情けないスタンスで小説に取り組むことになる。
いやむしろ、文字という表現媒体を侮辱していると言ってしまってもいいかもしれない。
これが自分の中でどうしても納得できない。妥協もできない。
仕方がないから小説にするっていう心持ちが情けなくって仕方がない。
だから、そういうエロを表現するために絵を描けるようになりたい。
これがモチベーションであって、だからこうして心が折れそうな時に踏ん張ろうと思える。
生憎とボクは天才では無いしもはや少年どころか青年ですらないので、今更〝楽しいから〟という理由で〝絵を描けるようになる〟なんていうとんでもなく高い山を登る事なんてできない。
正直しんどい。
できるようになったことよりも、できないこと、覚えなきゃいけないことの方が多すぎる。
今の時点では技術を洗練させるなんてのは夢のまた夢で、基礎すらいつ終わるのか想像もできない。
楽しみなんてあるはずもない。辛くて苦しくて仕方がない。
ただそれでも、この登山はやめられない。
大体、描きたいのはエロいシーンだけじゃない。
一応ちゃんと、かっこいいシーンとかそういうモノで描いてみたいものもたくさんある。
だから頑張る。
もうほんとしんどいけど、それでも頑張る。
いつか必ず、いやそんなこと言ってたら永遠に終わらないから、今年中に、おぼろげながらでも頭の中のイメージを形にできるようにしてやる。
そしてその上で自信満々に「このエロを書くには小説が一番適してました」って言ってやるんだ。


備忘録
えろんのかんづめ

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