人造淫魔製造所

えっちノベル

人造淫魔製造所に見学に来た女の子への案内人による施設案内。
……そんなものをイメージした、どことなく音声作品のテキスト風味な二人称(?)ノベルです。
(むかーしfantia⇒pixivで公開してたやつです)

ノベルサイト風味にタグ付けするなら↓の通り。

女主人公 女性視点 淫魔 淫紋 機械姦 肉体改造

 

 人造淫魔製造所にようこそいらっしゃいました。
 私は本日案内を務めさせていただきます、人造淫魔のリリウムと申します。よろしくお願いしますね。
 今日の見学希望者は三人ですか。ふふっ。少し前に比べると私たちに興味を持っていただける方も増えて、本当に嬉しいですね。
 ああ、事前に聞いているかと思われますが、見学中オナニーは禁止です。発情すれば触りたくなるのは当然ですから私どもとしても心苦しいのですが、オナニーに耽ってしまって見学時間内に全て回れないという事がありましたのでご遠慮いただいております。

 ……不思議な顔をされておられますね。

 もしかして、いきなり〝オナニー〟などという言葉が聞こえたから面食らっておいでなのでしょうか。ですがここは〝人造淫魔製造所〟。皆様がこれから見学なさるのは言葉にも出来ないほど淫靡で艶めかしく、そして快楽と幸せに溢れた世界でございます。〝オナニー〟などという可愛らしい単語で頬を赤らめたり戸惑っていては気を失ってしまいますよ。

 ……え? 不安になってきた?

 大丈夫です。これまで実際に倒れられた方はおりませんし、そもそもここを訪れている時点で皆様は多かれ少なかれ興味があるという事ですから。
 何にですって?
 もちろん人造淫魔……ひいては、そう、直接的な言葉でお知らせるするなら〝エロいこと〟にですよ。それも通常の女の身体では味わえないような、深く、強烈で、引き返せないほどに魅力的で淫らな、そんなぐちゃぐちゃの肉欲の世界。
 ふふっ♡ 照れ隠しに視線を反らさなくていいんですよ。
 先ほどは〝興味がある〟と申しましたが、同時に、皆様に適性がある事も我々は調べています。……はい、そうです。申し込み時に記入していただいたアンケート用紙と簡単な選択肢が並んだあれです。ですからご安心を。ここにいる皆様の間で恥ずかしいと思う必要などないのですから。

 ……前置きが長くなってしまいましたね。

 それではそろそろ当施設をご案内いたしましょう。ああ、そこ、少し天井が低くなっておりますのでご注意ください。
 さて、すでにご存じであると思いますが、当施設は人造淫魔の製造所です。
 人造淫魔とは何か? これも皆様であればご存じでしょうが、最初の見学地点に着くまでに少し説明させてくださいね。

 人造淫魔とはその名の通り、人工的に作り出した淫魔の事です。天然の淫魔との違いは、彼女たちはあくまで生きるために男性の精を求め誘惑するのに対し、私たちはただ気持ちのいいことをするためだけに存在するという事ですね。
 ね? 想像してみてください。
 男の人のギラギラとした視線を一身に受けて、その欲望のままに押し倒されておまんこを肉の槍で押し広げられて子宮を潰されるその瞬間を。力で押さえ込まれて、逃げたくても逃げられない中で延々と快楽の杭を穿ち込まれる甘美な時を。
 たまらないでしょう? たまらないはずです。そうでなければ皆さんはここにいるはずがないのですから。

 ええ、そうですよ。

 この、男性を誘惑するためだけの艶めかしい身体。出るところは出て、引っ込むところは引っ込んだプロポーション。おっきな胸。適度に脂肪が乗って、けれど決してふくよかではなく張りがあり、むしゃぶりつきたくなるほどに瑞々しい健康的な四肢。首に腕、足や胸元などの要所要所に刻まれたタトゥーのような淫らな紋様。そして――下腹部の淫紋。
 その全てが男性――いえ、雄に媚びへつらい、精を恵んでもらうために特化した人造淫魔われわれがゆえの身体です。
 え? 思っていたより布の面積が多い?

 いいところに気がつかれました。

 水着よりは布面積が少ないけれど決してスケベビキニとは言えない適度な露出の胸元と股間。メイドのような黒のニーソックスにハイヒール。それだけを見れば露出は少なく見えるでしょうね。
 けれど……ふふっ♡ 人というのは、隠れている場所があれば見たくなるものなのです。それに、全裸であると意外とえっちに見えないものなんですよ。見えそうで見えない。ひっ捕まえて脱がして犯したい。そういう欲求を刺激する方がずっと雄を興奮させることができるのです。

 さあ、着きました。最初の見学ポイントです。

 ……ふふ。びっくりして入り口から足が進んでいませんね。
 大丈夫ですからもっとこちら、よく見える場所に来てください。

 では、ここの説明をいたしますね。

 ここは皆様の身体を淫魔にふさわしい肉体へと改造する場所です。
 はい、ご覧のように、人造淫魔となる雌はまずああして裸で四肢を拘束された状態で肉体の改造手術を受けます。大の字に手足を開かされた状態で宙に浮いているので辛そうに見えるかもしれませんが、きちんと重心を考慮されているので見た目ほど辛くはないんですよ。それに、そもそも意識もないのでこのフェイズは体感時間としては一瞬です。
 でもその期間は実に三ヶ月。
 それだけの時間をかけて皆さんの身体を淫魔と呼べるものに改造いたします。

 具体的には、そうですね、まず体つきが凄く肉感を増した、えっちなものになります。
 私も含め人造淫魔は皆素晴らしいプロポーションを持っている訳ですが、それはこうして物理的に改造されるからなんですね。
 例えばほら、あの娘の胸にくっついている、タカアシグモの足のような形をした装置。あの足の先端がおっぱいに食い込んでいる……というよりはむしろ僅かに刺さっているように見えると思いますが、あれはああして刺激を与えながら薬を染みこませて、胸を大きくしているのです。
 それとは別に、乳首に対しても器具がくっついていますね?
 あれは胸の構造を直接いじって、赤ちゃんのための母乳生成装置から、男性の慰み者としての性器へと改造しているんです。

 不思議な顔をしていらっしゃいますね。
 言葉の意味が理解できなかった、というところでしょうか。

 それはそうだと思います。私もかつて同様の説明を聞いた時、訳が分かりませんでしたから。
 ふふっ♡ ではお見せしますね。それはつまりこういうことです。

 ――驚いた顔をしていますね。

 いきなり布を取り去って胸を露出させたから……ではなく、私の指が乳首の中に潜り込んだから、でしょうか。
 どうぞ。しっかりご覧ください。
 乳首がおいしそうに指を咥え込んでいるでしょう? ほぉら……二本目♡ こうして〝にちっ……〟と開くと、空孔の間を透明な糸が引いてその中にうにうに動く肉襞があって、ここにオチンポを突っ込んだら気持ちよさそうだなぁ……なんて、女ながらに思ったりいたしませんか?
 その通りです。
 私たち人造淫魔のおっぱいは、文字通り性器……〝胸まんこ〟なんですよ♡
 もちろん、普通の雌であるあなた方のおっぱいではこんなことは出来ません。それが出来るように、今その柵の向こう側にいる娘も改造されているんですから。

 ふふっ♡ 興奮した顔をしていらっしゃいますね。

 もちろん、このフェイズは胸をおまんこに変えるだけではありません。もしそうなら、細い針状の足をしたクモのような装置が、ああして全身で〝チキチキ……チキチキ……〟と忙しく働いているはずがありませんもの。
 見えますでしょう? あの綺麗な身体をした少女の胸だけでなく、頭、顔、首、肩、二の腕、脇、お腹、背中、前腕、手の甲、手の平、指先、腰、お尻、太もも、ふくらはぎ、足の甲、足の裏。全身至る所、余すことなく機械が働いているのが。
 あれは先ほどと同じく淫らな体つきにするために介入している部分もありますが、その他、感度を向上させ皮膚からも精を吸収できるようにされているのです。

 ねえ……? 淫魔の身体って、素晴らしいんですよ。

 雄に触られただけで頭の中が真っ白になってイっちゃうくらい敏感で、視線を感じるだけでおまんこが濡れてしまうくらいに気持ちいいんです。中出しなんてしてもらえた日にはもう、嬉しくて嬉しくて死んでもいいって思えてしまうくらい。
 でも大丈夫。
 人造淫魔でも淫魔は淫魔。雄の精を浴び、中に注いでいただける限りは死にません。それどころか、今でと同じように食べ物を摂取したところでエネルギーとならない上に消化できずに死にます。
 つまり、一度淫魔になってしまったらもう二度と人間としての食事は出来ず常に精液をすすりながら生きる事になり――だから、人の身では味わえなかった快楽と幸福感に身を浸す事が出来るのです。

 ああ……やはり皆様は素質がおありですね。

 どちら様も〝ごくり〟と喉を鳴らして興奮した表情を晒していらっしゃる。性に……快楽に貪欲で、心の底から肉欲に溺れたいと思っているのですね。
 素晴らしいです。
 そのような方々にとって淫魔となることは救いでもあり天啓でもありますから。犯されている限り死にもせず、ずっと悦楽に浸っていられる……。そんな素晴らしい世界が、今皆様の目の前には開けているのですよ。

 ……失礼。少し脱線しました。

 話を戻しまして、皆様、あの改造中の娘の股間にチューブが刺さっているのにはお気づきですね? あれはチューブの表面に染み出した薬液と微少な刺胞が肉襞や尻穴をほぐし立派な雌肉へと変化させているのですが、それだけでなく、子宮でオチンポを受け入れられるようにも改造しています。
 興味津々、というお顔ですね。
 はい。ご想像の通りです。
 人の雌の仔袋というのは通常出産時にしかその口を開くことはありませんが、淫魔は当然子宮でもオチンポを咥え込みご奉仕いたします。人造淫魔であろうとそれは変わりません。子宮の中にオチンポを受け入れ、子宮の天井を亀頭でグリグリと穿っていただく。その瞬間の素晴らしさといったら……ああ、言葉になんてとても出来ないほどなんですよ♡
 ですから、それができる身体へと改造しなければならないのです。
 あのチューブの先端は子宮口に潜り込み、子宮の中はもちろん、卵管や卵巣にまで到達し、薬液を満たしながらほぐしています。そして、三ヶ月という時間をかけて子宮口を拡張し、角度も調整することで、オチンポを突き込まれればすんなりと子宮で咥え込めるようになるのです。

 ふふっ♡ 興味津々のようですし、せっかくですからもう少し詳しくお話しましょうか。

 ご存じですか? 私たちのような人造淫魔ではなく、本物の淫魔のイニシエーションには子宮姦があるんです。子宮でオチンポを受け入れて初めて一人前、という事ですね。そしてイニシエーションですから、淫魔に生まれたからといってすぐに出来るようになる事でもないんです。この人の仔を孕みたい……と、そう本気で思った時に子宮口が開き初めて受け入れることが出来るというわけですね。
 ですが当然、彼女たちを抱くのは見ず知らずの雄です。
 気づきましたか? そうです。そんな相手に対し本気で〝好きだ〟と、〝孕ませて欲しい〟と、そう願えるようになったということです。どんな相手であろうといつでも本気で抱かれる事ができて、本気で愛せるようになった、つまりは一人前の淫魔として成熟して雄の寵愛を一身に受ける事ができるようになった、その証として子宮姦が可能になるのです。
 淫魔の世界というのもなかなか奥が深いものでしょう?

 そんな一人前の淫魔の領域に、人造淫魔である私たちは初めから到達しています。

 なにせ通常の淫魔と違い、我々は雄であればどんな相手であれ触られただけで欲情し、魅力的に見えますからね。所詮は人造物。本物の淫魔と比べればそのような部分は徹底的に下劣で淫靡なものへと変えられています。
 だからといって卑下する必要は無いのですよ?
 特に最近は、本物の淫魔であっても人造淫魔への改造を所望するケースがあるくらいですから。彼女たちの言葉を借りるなら「余計な事を考えることもなくセックスできるほうがよっぽど幸せ」なんですって。面白いですよね♡
 仔を孕めない身体になるというのに、それでも天然物から人造物になることを望むなんて。

 ……おや? 知りませんでしたか?

 本物の淫魔と違って、我々は仔を孕めません。どれだけ孕ませて欲しいと願っても孕むことは出来ないのです。
 けれどそんなこと気にするものでもないですよ。そもそも本物の淫魔たちだって受精こそしても基本的に着床させないので、結局孕むことなどないのですから。そうでなければ行きずりの男に本気で抱かれて子宮を捧げるなんてマネできませんものね。彼女たちが仔を成すのはあくまでも運命の人と出会った時だけ。人造淫魔である私たちには無縁の話です。
 それより、ほら、見てください。
 あの娘の下腹部……そう、ちょうど子宮の真上から少し逸れた場所で左右一つずつ、少し長くて太い針が刺さっているでしょう? あれ、何をしていると思います?

 ――ええ、正解です。

 おっしゃる通り、答えは〝卵巣を改造している〟。卵子をぐっちゃぐちゃにかき回して薬液まみれにし、卵巣そのものにも手を加えています。
 具体的にはまず、雄を――特に、好みの雄を見つけた瞬間に強く下腹部……そう、卵巣が疼くようになります。その人と会話し、触れられるだけでもうたまらないほどに卵巣と子宮がきゅんきゅんし、それだけで何度も何度もイってしまう。そんな状態になります。
 そして挿入されると――その瞬間〝ぽこんっ♡〟って卵子が排出されるのが分かるようになるんです。もちろん即イキしてますよ? ぶっといオチンポ、それも大好きな方のものなのですからイかないはずがありません。だから、イって凄く気持ちいい中で「あ、子宮が孕みたがってる♡」って分かるんです。たまらないでしょう?
 しかもその後はずっと、卵子が子宮の中にいるのを感じるんです。
 何度も何度もおまんこを貫かれて、子宮の中まで肉棒でぐっちゃぐちゃにかき回されて。でもその中でも確かに、子宮の中に卵子がいるのを感じられるんです。
 だから――射精された後、中出しアクメを決めながら大量の精子が卵子に群がって〝ちゅぷんっ♡〟って孕む、その瞬間をはっきり知覚できます。

 ――もちろんイキますよ?

 いわゆる受精アクメというものなんですが、これがもう、本当に気持ちよくて。皆様も一度味わえばその虜になるのは間違いありません。

 ちなみに私たちの卵子は受精した後でも精子が突入してきます。その度に何度も何度もイって、自分の大切な卵が貪り食われているという背徳感と幸福感を味わいながら絶頂の海を漂うのです。
 そして、精子に貪り尽くされた卵子はそこで機能を停止し、精気として還元されることで私たちが生きるためのエネルギーへと変わります。これが私たちが孕めない理由です。最高の受精アクメと引き換えに仔が孕めなくなった淫魔。それが人造淫魔ということですね。

 ふふっ♡ 皆様、いい具合にお顔が蕩けてきましたね。
 発情した雌の香りがここまでぷんぷんと漂ってきておりますよ♡

 ああ、恥ずかしがらなくて大丈夫です。
 私だってほら、おまんこはもうぐちょぐちょで……ね? こうして下着を下にずらすと、にちゃぁ……って、えっちなお汁が糸を引いているでしょう? 皆様にお話をしながらあの快感を思い出すだけでこうして準備万端になってしまうくらい、人造淫魔の身体というのはえっちにできているんです。

 では、先に進みましょうか。

 今度は、今見ていただいた三ヶ月間の肉体改造が行われた後の工程です。
 ……ああ、聞こえてきましたね。
 え? これはなんの音かって?
 もちろん喘ぎ声ですよ。気持ちよさそうでしょう? 余裕のない悲鳴のようで、けれど確かに快楽の色が乗った本気の喘ぎ声。
 ふふっ♡ 「あんっ♡ あんっ♡」なんていう可愛らしい喘ぎ声を期待していましたか? まさか、そんなはずないですよね。
 えっちな事に貪欲な皆様ならご存じのはずです。本気で気持ちのいい時に、そんな媚びた声なんて出せるはずがないんですから。
 さあ、そろそろ見えてきますよ。ほら。

 ……ふふ。また声を失っておられますね。

 はい。ここは人造淫魔製造の第二工程、通称〝穴ほぐし〟でございます。
 やっている内容は単純明快。前工程で淫魔の肉体に生まれ変わった身体を開花させ、完成させる工程でございます。具体的に言えば全ての穴を〝使える〟状態にすること……そう、今ご覧になっているとおり、穴という穴にバイブを突っ込んで絶頂を覚え込ませます。

 例えばほら、あの豊満なおっぱいを見てください。オチンポよりもおっきな極太バイブが突き込まれて根元まで埋まっているでしょう? しかもおっぱい自体が何か別の生き物のように、時々胸の中から盛り上がっては揺れて震えています。
 あれはですね……よっと、これです。これが今あの娘の胸の中に挿入っているバイブなんですが、こう、スイッチを入れると先端がぐりんぐりんと激しく回るんですね。
 皆様も自分のおまんこで想像していただくといいんですが、こんなものが中で暴れたらすっごく気持ちいいと思いませんか? 人造淫魔のおっぱいというのはつまりおまんこなので、あの娘には今、皆さんが想像したのと同じどころかそれ以上の快楽が延々と注ぎ込まれているんですよ。
 しかもああして、ゆっくり前後に動きながら満遍なく穴をほぐすんです。
 気持ちがいいんすよ? それこそ、意識が飛んでしまいそうになるくらいに。――あ、あの娘イきましたね。足にあんなに力を込めてびくんびくんと身体を震わせて、なんて気持ちよさそうなんでしょう。

 くすくす。
 ええ、その通り。おっぱいでイったのかどうかなんて外から見ていても分かりません。

 もう少し穴ほぐしの工程が進むと「イク時にはイクと宣言すること」を覚え込まされるので自然と「おっぱいでイっちゃうっ♡ いくっぅぅぅううッッ♡」なんて言えるようになるんですが、今の時点ではまず人造淫魔の快楽を刻み込んでその悦びに酔いしれさせる事がメインですので、穴ほぐしをしつつ人を辞めた悦びを噛みしめている段階です。
 そして……そうですね、ご想像の通り、あの娘のお腹の中、つまりはおまんこと子宮、それからお尻の中でもバイブが暴れ回っています。
 これが実物です。
 大きいでしょう? 私の腕以上に太くて、逞しくて、そしてエグい形をしています。
 これくらい大きなものでズボズボされて快楽をたたき込まれるんです。頭がおかしくなりそうなくらいすっごく気持ちがいいなんて、言わなくてもわかりますよね♡

 ……え? そんなもので開発されたらガバガバになってしまうんじゃないかって?

 ご安心ください。淫魔のおまんこ穴やケツまんこというのは雄の形に合わせて変化するように出来ています。いつだって最適の締め具合でご奉仕出来なければ満足していただけるはずがありませんものね。徹頭徹尾、雄におまんこ穴を利用していただくためにできている生き物が〝淫魔〟なのですから。
 それに、淫魔にとってオチンポというのは特別です。
 どんなにでっかいバイブでおまんこをほじられようが、本物のオチンポが与えてくれる充足感と幸福感には敵いません。人工甘味料が天然糖に敵わないようなものと言えば、皆様にとってはなじみのある感覚なのではないでしょうか。

 ちなみに、ここの工程の時間というのはそれなりに長くて、大体一ヶ月くらいです。三ヶ月間かけて淫魔と呼べる肉体に変えられ、それからひと月をかけてじっくりと穴という穴をほぐされて淫魔として調教されます。
 その間オチンポはお預けです。
 この次に紹介する工程を経て晴れて人造淫魔として出荷された後、初めてオチンポを咥え込めるんですよ。

 その時の悦びといったら……もう……っ♡

 先ほどの三ヶ月と違いここではずっと自分の意識がありますから、来る日も来る日も穴という穴をほじられて悶絶絶頂する日々を過ごし、子宮はもう、孕みたくて孕みたくて仕方がないと泣き続け、おまんこはオチンポを咥え込みたくて我慢が出来ないとずっと訴えかけているような状態です。
 頭の中はもうずっとオチンポに、逞しい雄に貫かれることだけでいっぱいですから、その瞬間が格別になることなんて言うまでもありませんよね。

 ――さあ、それでは最終工程をご案内いたしましょう。

 ひと月の間穴ほぐしを受け、淫魔としてきちんと調教された個体が最後に受ける工程。
 なんだと思います?
 ヒントは……そうですね、今そこにいる、これから最終工程を受ける娘の身体、でしょうか。

 美しいですよね。
 童顔なのに肉体は成熟していて、けれどきちんと少女らしい幼さを残した完璧なプロポーションです。ふふっ♡ 彼女、数ヶ月前までは名門女子校の生徒だったんですよ? なのにえっちな事が好きすぎてこの施設を訪ね、その日そのまま人造淫魔になることを望みました。
 懐かしいですね。
 彼女の案内も私が担当しておりまして、その日もこのように、分娩台のような椅子に固定されて〝その時〟を待っている雌が何をされるのかについて質問を投げかけました。
 ちなみに彼女は正解したんですよ。やはり資質がある娘はそういう知識も豊富ということなんでしょうね。

『はぁ……っ♡ はぁ……っ♡』

 おや、お気づきになられましたか?
 はい、これは彼女の息づかいです。先ほどはガラスの向こうから嬌声が漏れるという形でしたが、今回はスピーカーが音を拾ってこちらに届けています。私たちは彼女が人造淫魔として完成する瞬間の目撃者なわけですから、彼女がいかに感じてイっているのかというのをちゃんと聞き届けましょう。

 そろそろ答えは出ましたか? ――ええ、正解です。

 私の腹の上にも刻まれているこの淫紋。それが彼女には足りていません。
 それともう一つ……この、腕にあるバーコードですね。
 私たち人造淫魔はこの二つを刻まれることによって人造淫魔として完成し、出荷されます。出荷先? それはもちろん、我々が運営する娼館や、厳正な審査をくぐり抜けた特別出資者――つまりは〝ご主人様〟の下に、です。どちらにせよ素晴らしい淫魔生活が待っているのは間違いありませんから、まあ、関係ありませんね。

 それはともかく。

 改めまして、ここは出荷直前の人造淫魔に淫紋を刻み込む工程です。刻印方法はレーザー焼き印。と言っても通常のレーザーとは違い、照射されるのは高濃度かつ高密度の精気です。
 ――分かりますか? 今あそこにいる見習い人造淫魔の肌は、男性の精を受けてその精気を吸収し、悦びを感じられるというものです。

 そんなところに高濃度かつ高密度の精気を浴びせれば――その部分はタトゥーのように変色し、淫魔の発情状態に応じて卑猥に色を変える素晴らしい紋様となります。
 そしてそんなものが肌に触れれば凄まじい快楽が襲いかかるというのも、皆様なら容易に想像することができますよね。

『はあっ……っ♡ はあっ……っ♡』

 あそこにいる彼女はそのことを知っています。私が案内したのですから、はっきりと、今皆様にお伝えしているように『凄まじい快楽が襲いかかります』と説明いたしました。
 そしてあの娘は皆様の先輩ですから、当然、この後当時の見習い人造淫魔がどのように乱れたかも知っています。

 ――ふふっ♡ ぴくん、ってあの娘の身体が震えましたね。

 多分、待ちきれなくなって軽くイったんでしょう。そうでなくとも頭の中はオチンポのことでいっぱいですからね。あの装置が動いて出荷されればオチンポが貰える♡ ……なんて思うだけで子宮が〝きゅんっ♡〟としてイっちゃう位に、彼女はもう立派に淫魔なんですよ。

 さあ、そろそろあの娘を楽にしてあげましょう。

 これがスイッチです。
 押しますね。

『――あっ♡』

 装置が起動しました。
 しゅいーん……なんていう、CDの回転数が上がるような音と共に、柔らかくて瑞々しいお腹に向けられているレーザー発射口が少しずつ淡い紅色に輝き始めましたね。
 それに気づいたあの娘の顔もほころんでいますが、でもまだです。
 まだまだ回転数は上がります。

『はぁぁあっ♡ はーぁぁぁあっ♡』

 あの娘の興奮も最高潮ですね。
 いつくるか? いつくるのか? それを待っている瞬間というのはいつだって心踊るものです。期待と興奮と若干の不安が入り交じった至高の時間。
 ――さあ、もうすぐ。
 もうすぐ、エネルギーの溜まりきった発射口から高濃度かつ高密度の精気レーザーが照射されますよ。

 ――三。
 ――二。
 ――一。

『~~~ッッ!! お゛ッ♡ お゛おぉぉぉぉぉぉおおぉぉおお゛おお゛っっ♡』

 あらあら。〝がくんッ!〟なんて激しく顎を仰け反らせながら太ももの筋肉が浮き上がっていますね。
 一瞬でイっちゃったんでしょう。それも相当深い、いわゆるガチイキです。その証拠にほら、おまんことお尻の穴が〝きゅぅうぅ……っ♡〟と引き絞られています。

『んぐっ♡ ぎッ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!! イッぐっ♡ イグぅっぅううぅううッッ♡』

 とっくにイっているのにまた〝イク〟だなんて、滑稽に映るでしょう? でも本当なんですよ。イっているのに、イっているって分かるのにもっと先にイけちゃうんです。凄いですよね。淫魔の身体って。
 おやおや。必死の形相で懸命に逃げようと身をよじっていますね。頭がおかしくなっちゃいそうなくらい気持ちがいいんですから、気持ちは分かりますけどね。
 でも無駄です。
 見ての通り、胴回りと足の付け根の部分にはがっしりと留め具が食いついていて、微動だにできないようにされています。動いてしまうと淫紋を刻むのに支障が出ますからね。当たり前と言えば当たり前です。

『む゛り゛ッ♡ じぬッ♡ じんじゃうッ! ――ぁぁぁあああ゛あ゛あ゛あっっ! しぬ゛ッ♡ イぐッ♡ イグいぐいぐぅっぅううぅぅうッッ!!  ~~~っっ♡ おごッ♡ お゛ッ♡』

 しんじゃう♡ なんて、ふふ。すごく可愛らしいですね。あれだけ高密度の精気を注がれて、快楽に耐えられるように改造された脳みそがあって、死んじゃうなんてことありはしないのに♡
 ――って、あの娘にも説明したんですけどね。
 いざ実際あの場にいると、本当にそう思うんですよ。かく言う私も昔、同じように絶叫しながら「しぬっ♡ イクっ♡ しぬっ♡ イクっ♡」なんて思いながらイキまくっていました。

 本当に気持ちがいいんですよぉ、あ・れ♡

 肌が灼けるような感覚と一緒に目の眩むような快感が一気に襲いかかってきて、しかもそれは子宮の中に凝縮していくんです。
 ええ。それが〝精気を受け取る〟ということ。
 人造淫魔として生まれ変わった身体が初めて受け取る濃厚で純度の高い精気。それが子宮に溜められ、そうして私たちは初めて淫魔の悦びを理解するんです。

 それは人の身では決して味わえないもの。
 淫魔であるが故に。雄の精に命を預ける身だからこそ感じられる幸せで暖かいもの。

 それを、ああして淫紋を刻まれることで理解します。
 くすっ♡ 先ほど〝子宮姦が天然淫魔のイニシエーション〟と申しましたが、言うなればこの淫紋を刻む行為は〝人造淫魔のイニシエーション〟と呼べるものかもしれませんね。

『あ゛あ゛あ゛あっっ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ♡』

 ほら。快感に慣れた頭が順応して、気持ちよさそうな声の調子が増してきました。
 さっきに比べると瞳が潤って口が半開きで、すっごく気持ちよさそうでしょう? 子宮の中に精気が満たされて淫魔としての悦びを知ることで、彼女は人造淫魔として覚醒して全てを快楽として受け入れる事が出来るようになったんですよ。

『いくっ♡ いくッ♡ しきゅう、いくぅぅうううッッ♡』

 きゅうぅ……ってお腹が引き締まって、ぷるぷる震えちゃって。可愛いですね。えっちですね。
 そうそう。
 あの淫紋ですが、実は子宮にも直接刻印されています。精気レーザーなのですから、肌はもちろん、その奥にある子宮も直接射貫いているのです。そうでなければ精液を注いでいただいた時にその精気を感じて淫紋が淡く光る……なんていう現象が起きるはずがありませんものね。皮膚の上の淫紋と、子宮に刻まれる淫紋は当然リンクしています。
 それはともかく、ほら、今ちょうどレーザーが卵管を形取るように動いているでしょう? あれは同時に、その下にある卵管そのものにも淫紋を刻んでいるんですよ。
 そして……ね? その行き先。言うまでもありませんね。
 もうすぐ触れます。
 もうすぐ。
 もうすぐ。

『――――ッッ♡ お゛ッ♡』

 ふふっ♡ 声もなくイきましたね。
 盛大に顎を上に向けて舌も突き出しながら大きく二回、三回、びくんびくんって全身を戦慄かせて……すっごく気持ちよさそう。
 当然ですよね。卵巣を精気レーザーで灼かれたんですから。
 今彼女の卵袋では大量の卵子が悦びに震えているはずですよ。感覚としては……そうですね。卵巣の中をスプーンでめちゃくちゃにかき回されているようなイメージでしょうか。
 痛そうですか? まさか。それどころか子宮が勝手に引き締まって何度も何度もアクメをキメてしまうくらいに気持ちいいんですよ。クリトリスやGスポットをグリグリとされるよりも何十倍も気持ちいいです。嘘だと思うのでしたら、是非皆様も人造淫魔になって体験してみてくださいね。

『イっく♡ イクっ♡ しきゅうッ♡ イクのが、とまらなくて……っ♡ っッ♡ しゅごっ♡ しゅごいぃぃいッ♡ しきゅうっ♡ ばかになるっ♡ ばかになるッ♡ ~~~っ、お゛ッ♡ イぐッ♡ ――――ッッ♡ お゛ひッ♡』

 腰の部分が動かないから、背中だけ一生懸命ぴーん……と弓なりに反らして。あらあら、みぞおちが震えていますね。相当深くイっているんでしょう。太ももも張り詰めて足の指が丸まっています。
 それにしても、子宮がばかになる♡ だなんて。くすくす。私たちの子宮なんて、とっくにバカになってオチンポのことしか考えられなくなってしまっているっていうのに♡
 濃厚な精気レーザーに当てられて子宮の中がぽかぽかとして、蕩けてしまいそうなほどに気持ちがよくて。ずっとずっとイキっぱなしで、際限なくイキ波が生み出されるせいでそう思ってしまったんでしょうね。
 ふふっ♡ 私ももう一度経験したいものです♡

『ん゛はぁぁあぁあああっ♡ はぁぁぁああああ゛あ゛っ♡』

 おや、そんな話をしている間に淫紋が刻まれましたね。ご覧ください。黒をベースに、ほんの僅かにワインレッドのように赤みがかったあの淫らな紋様を。
 あれが彼女の淫紋です。
 私のものと微妙に形が違うでしょう? 子宮の形や位置に合わせて最適な形状が変わるので、個体ごとに少し違いが出るんですよ。だから……そうですね、あれは例えるなら指紋のようなものです。人造淫魔のアイデンティティの一つと言って差し支えないでしょうね。

『ふぁぁぁあ……ッ♡』

 あらら、盛大に潮を吹いてしまって。
 イキ波が収まって余韻に入ったから力が抜けたんでしょう。全身が脱力してぐんにゃりしていて、傍目にも凄まじい絶頂を迎えていたという事が丸わかりですね。
 羨ましいです。
 私もおまんこが疼いて仕方がないので、皆様をご案内し終わった後にはご主人様のぶっといオチンポで慰めていただくのが楽しみで仕方がありません。
 っと、また脱線してしまいました。
 あそこで時々〝ぴくんっ♡〟と震えながらアヘ顔を晒している彼女は気づいていないでしょうが、皆様は腕に近づいているコードが見えますね? はい。バーコードの灼き入れです。
 といっても本物の焼きごてじゃないですよ。快楽刻印ですから、先ほどのレーザーのこて・・バージョンというあたりでしょうか。

 でもあれは強烈です。

 押しつけられた瞬間例外なくイキます。それも、余韻にまみれてお花畑になっている頭にいきなり強烈な絶頂の波が訪れるので、とんでもないイキ方をします。
 よく見ていてくださいね。

『んふぇぁ…………っ♡ はぁ……♡ はぁ…………――――ッッ!? ――っ、ッ、……――あ゛♡ ――――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁぁああああ゛あ゛あッッ♡』

 じゅぅぅ……っていう音とピンク色の煙が上がると同時に、身体が面白いように跳ね上がって絶叫したでしょう? あれ、「あつッ!?」って思った瞬間にもう子宮はイってて、えっ? って疑問に思う間もなく目の前が真っ白になってお腹が恐ろしいくらいに痙攣しているんです。
 それで、一拍経ってからようやく頭の中にとんでもない快感が溢れかえって、訳も分からないまま声を出すしかないっていう状態なんですよ。皆さん同じ反応をします。もちろん、私も同じでした。
 後にも先にも、あれほど強烈な不意打ちアクメは――いえ、ありますね。人造淫魔を続けていれば似たような経験はいくらでも出来ます。
 ――ああ♡ 思い出したらますますおまんこが濡れてきてしまいました。今すぐにでもこのバイブをぶち込んで自慰に耽りたい所ですが、もちろん、皆様を最後までご案内いたしますよ。

『んぐっ♡ ひっ♡ ひはッ♡』

 ぷっしゃぁあ……なんて音をさせながら漏らしていますね。さっきあれだけ潮を吹いたというのにまだ出し足りなかったようです。
 ともあれ、これで彼女も立派な人造淫魔となりました。あとはこのまま出荷されて、素晴らしい淫魔ライフを送ることでしょう。

 では、皆様はこちらへ。
 ……おやおや、皆様もおまんこが濡れているようで、少し歩きづらそうですね。ツアー終了後には更衣室にご案内いたしますので、そこで事前に持ってきていただいた下着に替えていただけますから、あと少しだけご辛抱ください。

 さて、人造淫魔製造所見学、いかがだったでしょうか。
 普段性欲を抑え鬱屈した日々を送っている皆様にとってはとても刺激的だったのではありませんか? 人造淫魔になればその悩みは解決され、いつでもどこでも、おまんこにオチンポを咥え込みひいひいよがりながら精を恵んでもらい中出しアクメをキメる……そんな生活が待っております。
 興味がおありでしたら是非こちらの申込用紙にご記入ください。

 ……ふふっ♡ 聞くまでもない、というご様子ですね。

 ようこそ、人造淫魔製造所へ。
 我々はあなた方を――新しい人造淫魔になられる皆さんを歓迎いたします。
 さあ、服を脱いでこちらへ。
 まずは三ヶ月間をかけて、皆様の身体を淫魔と呼べる淫らな肉体へと改造いたしますから……♡

 

                                  ――fin

 

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